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【中学2年生:Tさん】起立性調節障害で不登校

すららで勉強し出席扱い。高校受験に取り組むまで。

すらら利用中の保護者様に、普段の勉強法、家庭での教育方針などをインタビュー。今回は、中学2年生の女子生徒で不登校のお子様を持つTさん。現在の学習状況、親としての想いを伺いました。

Tさん
中学2年生の娘さんが不登校。現在は、塾に通い、すららを使って勉強している。


 ― 不登校の経緯を教えていただけますか。

娘は約1年前、起立性調節障害(自律神経失調症の一種で、朝起きられない、全身の倦怠感、疲れやすいなどの症状がある)となり、学校へ行くことができなくなりました。はじめは、朝無理にでも起こして学校へ行かせようとしたのですが、どうしても起きられない日々が続き、病院で診断を受けました。
もともと成績が良く、勉強も自主的にする子でした。私のほうが「今日はもう勉強やめたら?」と言うくらいで、ちょっと突き詰めすぎてしまう性格でした。今思えば、そんな真面目さがストレスになり、自分を追い詰めてしまったのかなという気もします。

 ― すららとの出会いを教えてください。

不登校でも勉強はさせたいと考えていたところ、知り合いに紹介していただき、すららに入会しました。ただ、うちの場合はちょっと特殊で、個人ですららを契約しているのですが、平日は毎日塾に通ってすららを使っています。
この塾は個人塾なのですが、先生のお子さんも不登校ということもあり、すごく理解があるんです。娘は、集団が苦手で、できるだけ人と顔を合わせたくないようなのですが、一般の生徒が塾に来る前の時間に通わせてもらっています。無理せずに起きて塾へ行き、午後3時か4時くらいまですららで勉強するというやり方が今は合っているようです。

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 ― すららを使ってみてどうでしたか?

勉強は塾の先生に任せているような状況ですが、きちんと身に付いているように思います。学校の定期テストを保健室や家で受けているのですが、満点近く取ることもあります。
私の方は、すららコーチの先生にいろいろとアドバイスをいただき、とても助かっています。

 

Tさんを担当したすららコーチ「多賀谷先生」のインタビューはこちら
http/

 

 ― すららで勉強して学校を「出席扱い」としてもらっていると聞きましたが、どのようにしているのですか?

副校長が理解のある方で、1ヶ月分の学習履歴を月初に提出することで出席扱いとしていただいています。また、保健室や家でも良いので、定期テストを必ず受けることになっています。

参考:
不登校への対応について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121505/004.htm
不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121502/06041201.htm
※文科省の不登校定義では病気による長期欠席を不登校としておりません。Tさんのケースは起立性調節障害による二次障害(学校の授業についていけないetc)を理由として出席扱いにしていただきました。

 ― 高校進学のことなどは既に考えているのでしょうか?

私から言うとストレスになるかなと思い、今のところ具体的には話していません。起立性調節障害が改善しないと、ふつうの高校は難しいと思うのですが、定時制や通信制など、何かしらの形で進学してくれればと思っています。
娘と将来の話をすることもあります。「猫を飼いたい」「お金持ちになりたい」というようなことを言っているので、「そのためには勉強しなきゃね」などと話しています。

 ― ありがとうございました。


不登校となっても、日々すららで勉強を続けており、お母様の日頃のコミュニケーションや「出席扱い」の制度により、しっかり前に進んでいるようです。良い形で高校進学に結びついてくれるといいですね。