保護者様向けMyすららガイド

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知っておきたい子どもの発達段階で迎える「心理社会的葛藤」

 

子どもは、それぞれの発達段階において心理社会葛藤の危機(Psychosocial Crisis)を迎えます。
これをどう克服していくか個人の発達に大きな影響を与えると言われています。

【発達心理士:E.H.エリクソンの発達課題より】

~児童期(6歳から12歳くらい)~
 勤勉 vs 劣等感

小学生は学校で国語、算数などの学業を通じて同年代の子と自分を比べ始めます。
社会的に認められる得意なものを見つけ、それを得ることで達成感を味わい自己肯定感を上げるのがこの時期です。

ここで先生や保護者に励まされ、自分で努力することを学んだ子は自分の能力を伸ばすことに成功しています。
逆に子どもができることを先生や親が世話をやきすぎると可能性を摘み取ってしまうため、
劣等感を抱き自信が持てない子に育ってしまうかもしれません。

児童期(6歳から12歳くらい):勤勉 vs 劣等感

~青年期(12歳から22歳くらい)~
 アイデンティティ vs アイデンティティの拡散

中学生からは、自分はどういう人間なのか、周りからはどう見られているのか、
あるいは仲間付き合いの中から自分を見出していきます。

葛藤の始まり、友達にも親にも見せられない秘密、家族優先から友達優先へのシフティング、
親離れ(適切な距離の保ち方)、つまり思春期の始まりです。

この時期に意思決定を親に任せたり、誰かの言いなりになってしまうと自分というものが解らなくなっていきます。
これを「アイデンティティの拡散」と言います。

青年期(12歳から22歳くらい):アイデンティティ vs アイデンティティの拡散

つまり、発達段階で迎える心理社会的葛藤に対し、親がどのように関わり導くかはとても大切なことで、
勉強も発達段階の一環として、適切な関わりを持たなければ
いけません。

知っておきたい家庭学習の親の関わり

「子どもが勉強をしない!」は、親が抱える共通の悩み?

「勉強しなさい!」と思わず口にしてしまったことはないですか?
あまりにも勉強しない我が子に感情が高まり出てしまった言葉。
子どもは驚き慌てて勉強するものの、次の日からまた勉強しなくなり呆れ果てる日々。
うちの子はどうして勉強しないの?他の子と何が違うの?心の声が聞こえてきます。

「子どもが勉強をしない!」は、親が抱える共通の悩み?

親の注目ポイントを変えると勉強するようになる!

何度言っても聞き入れてくれないときは日々の肯定的な注目ができていないからかもしれません。
注目すべきは「好ましくない行動」ではなく「好ましい行動」です。
指示に従う様子を見せないときは、まずはできていることに注目し、褒める機会を増やすことから始めましょう。

親の注目ポイントを変えると勉強するようになる!

教えるのは「すらら」、見守り・励ますのは保護者さま

側で教える必要はありません。同じ部屋にいて講義をちゃんと学んでいるか確認をお願いします。
講義を学んでいるのに、正答率が悪い時は演習問題の答えを確認後、学び直す必要があれば「すららコーチ」から報告します。
お子さまに合わせて学習設計、学習目標のサポートもいたしますので、
学習中の様子を「すららコーチ」に教えてください。

親の注目ポイントを変えると勉強するようになる!

すららは親子のコミュニケーションツール

すららの家庭学習で成果を上げておられる方の多くは親子関係が良好で、学習の喜びも労苦も共有しておられます。
すららを親子のコミュニケーションツールとして、学習しているお子さまを励まし、褒める機会としてご利用ください。
入会後、すららコーチから保護者さまへ登録したメールアドレス宛にご連絡を差し上げます。
学習設計するために学校の授業に合わせるか、さかのぼって学習するか等を質問いたしますのでご返信をお願いします。

※すららコーチからのメールが迷惑メールに振り分けられていることがあります。メールが来ない場合は念のためご確認ください。

すららは親子のコミュニケーションツール